台風シーズンが到来して、今年は早くの号数から日本列島へ影響を及ぼしています。せっかくの夏休みなのに、お盆休みを始め次々と台風が日本に上陸しています。現在台風9号まで発生していて、今回は台風10号について調査しました。
日本の気象庁の情報はもちろんのこと、アメリカ米軍やwindyのサイトを元に進路予想についてご紹介します。また台風10号の日本への影響についても調べてみました。
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2023年台風10号 気象の最新予報図
気象庁の天気予報図が一番身近ですよね。まずは気象庁の天気予報図の最新情報をご紹介します。
引用元:気象庁https://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/
昨日まで熱帯低気圧の熱帯と記載されていた画面右下の部分が台10号(台風10号)に記載の仕方が変わりましたね。
現在中心気圧が998hPaで矢印の方向に進んでいる状態です。
気象庁の進路予想図はこちらです。
引用元:気象庁https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/31.653/140.229/&elem=typhoon_all&typhoon=all&contents=typhoon
台風9号が停滞している一方で、台風10号は27日から28日には日本の東北近海に最も接近しますが日本への上陸は免れそうですね。
でも関東から東北は雨風の影響は受けそうですね。
2023年台風10号 アメリカ米軍情報
世界中の天気予報の中でも信頼性の高いサイトはアメリカ米軍サイトになります。正式名称は米軍合同大風警告センターJTWC(JOINT TYPHOON WARNING CENTER)です。
実は日本の気象庁もこのサイトを参考にしているようです。
JTWCは台風になりそうな雲の段階から知ることができるのです。そして情報として最も早いと言われています。台風になりそうな雲を段階別で〇印が付き台風に発達するまでのおおよその時間を知ることができるサイトです。
台風になりそうな雲のことを台風のたまごと呼ぶそうです。
現在のJTWCからの上空の雲の最新情報はこちらです。
引用元:Naval Oceanography Portal:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
まず図の見方をまとめてみました。
- 黄色円LOW⇒台風のたまご 台風が24時間以内に台風になる可能性が低い
- オレンジ円MIDIUM⇒ 台風のたまご 台風になる可能性大、でも台風に発達するまでには24時間以上かかる
- 赤円HIGH⇒台風のたまご 24時間以内には台風に発達する熱帯低気圧
- 水色円SUB TORPICAL⇒台風と熱帯低気圧の中間を示している
- 赤矢印⇒台風
このように台風になるまでにも段階がありどのくらいで台風に発達するのかを追っていくことができます。
今回は赤矢印は2つあるので日本近海には台風が2つ(9号、10号)があるのが分かりますね。
そして矢印になったときにアルファベットと数字が書かれていますね。数字は台風の号数を表しています。
今回の台風10号は「08」と記載されていますが、今年の台風8号はもともとハリケーンだったものが日付変更線を超えて台風に名前を変えたため数字が少しずれてきていますね。
そしてアルファベットの部分は台風の強さを表しています。
RMNTS | 温帯性低気圧・熱帯低気圧の痕跡/名残 |
TD | 温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上) |
TS | 台風(最大風速17m/s=34ノット以上) |
TY | 強い台風(最大風速32m/s以上) |
STY | スーパー台風(最大風速67m/s以上) |
現在の台風10号はTD08Wとなっているので、実際はまだ熱帯低気圧ということになりますね。
台風10号は現時点ではまだそこまで大きく発達はしていないということだね。
JTWCのサイトはこちら>>
このサイトは6時間ごとに更新されています。日本時間でいうと9時、15時、21時、3時に更新が行われています。
2023年台風10号 ヨーロッパwindyの最新情報
このサイトwindyでは風の動きが9日先無料でアニメーションで見ることができます。
スクショでご紹介してます。
実際には風の動きがわかるアニメーションになっていて、スタートボタンを押すと9日間の風の動きをみていくことができるので進路を追うことができます。
8月28日あたりの風の予想です
台風9号はあまり動きが見られない中台風10号は東北の近海にまで進んでいるのがわかりますね。
2023年台風10号 日本への影響は?
台風が発生すると日本への影響がきになりますね。台風10号は日本への影響があるのでしょうか?
上記のとおりに進路をたどっていくと関東から東北付近に雨風の影響がでる可能性が高いです。
勢力は強いまでに発達しそうですが、中心気圧は約1000弱hPaなので暴風域にはいるかどうかってところですね。
サオラーは本来台風8号に付けられる予定でしたが、今年の台風8号はハリケーンが日付変更線を超えて台風に切り替わったため、ハリケーンですでに付けられた名前(DORAドーラー)をそのまま使用したため、名前が繰り下がってきています。
2023年台風10号 関東リアルタイム交通情報
現時点では上陸はまぬがれそうですが、もし今後進路を少しでも西側をとると上陸の可能性もでてくるので、交通機関に影響がでてくるかもしれませんね。
夏休みもラストスパートでお出かけ計画されている方もいると思います。特に航空機を利用しての移動される方は今後の動きに注視していきたいですね。
- 羽田空港フライトチェック→https://tokyo-haneda.com/flight/index.html
- 成田空港フライトチェック→https://transit.yahoo.co.jp/diainfo/flight/1
- 線新幹線運行状況→https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html
- 在来線運行状況→https://mb.jorudan.co.jp/os/live.cgi?aid=%E9%96%A2%E6%9D%B1
- JR東日本運行状況→https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/kanto.aspx
台風10号の名前はダムレイ
実は台風はすでに名前があらかじめ140個決まっていて、順番に名付けられていきます。
ちなみに「ダムレイ」はカンボジアが付けた名前で「像」という意味だそうです。
台風の名前に動物の名前が付けられているのも多くありますね。
台風発生前から名前を知ることができるなんてちょっと豆知識で自慢できそうですね。
ダムレイは本来台風9号に付けられる予定でしたが、今年の台風8号はハリケーンが日付変更線を超えて台風に切り替わったため、ハリケーンですでに付けられた名前(DORAドーラー)をそのまま使用したため、名前が繰り下がってきています。
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2023年台風10号 まとめ
- 2023年8月25日現在台風10号ダムレイ発生中
- まだ台風よりの熱帯低気圧ですが今後台風になる
- 28日頃には関東から東北近海まで進む予定
- 上陸は免れそうですが、雨風の影響は受けそう
- 交通機関で移動予定の方は要チェック
- 台風10号の名前はダムレイ(ベトナムが付けた名前で「像」)